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足利のゲストハウスが1周年 観光客から地元客まで利用、保護猫の出迎えも

ゲストルームの様子

ゲストルームの様子

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 「路地裏ゲストハウスALLEY(アリー)」(足利市通1)が6月20日、オープン1周年を迎えた。

「路地裏ゲストハウスアリー」 共有スペースの様子

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 同館の管理人は、足利市出身のスズキリツキさん。都内でグラフィックデザイナーとして勤務後、2017(平成29)年にワーキングホリデーでニュージーランドに約1年間滞在。約10カ国の渡航経験の中で民泊を多く利用する中で、日本にも同様の施設があると知ったことから民泊の経営に興味が湧いたという。自身がグラフィックデザイナーとして働く場所に人が集まるスペースを併設したいとの思いもあり、2020年6月、地元・足利で民泊型のゲストハウスをオープンした。

 ゲストルームは、1人用と2人用が各1部屋ずつで、いずれも最大4人まで宿泊できる。キッチン、リビング、トイレ、風呂は共有スペースで、タオルやドライヤー、アメニティ用品、洗濯機の利用も可能。施設内にはWi-Fiも備える。インテリアは、これまでに訪れた海外の民家を参考にスズキさんが選んだもので、「在日外国人の客からは『懐かしい』という、日本人の客からは『新鮮だ』という、反響をそれぞれもらっている」と話す。

 10月には、オプションとして別途料金が必要だったサービスも込みの宿泊プランに価格を改定。同月には、スズキさんが以前に関わった仕事でのつながりから野良猫を保護。猫は現在、看板猫として利用客を出迎えている。

 スズキさんは「オープン当初は外国人観光客向けだったので、コロナ禍によりターゲットは変化したが、地元の人に利用してもらえるのは良いこと。より快適に利用してもらえるようにサービスを見直しながら自分のペースで営業を続けていきたい」と話す。

 宿泊料金は1泊4,100円(1人)から。現在は感染症対策のため宿泊を1日1組に限定。チェックイン=17時(22時まで)。チェックアウト=10時(7時から)。予約はホームページまたは電話(TEL 050-5374-9103)で受け付ける。

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