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スリーピースバンド「fusen」がセカンドEP「dig」 足利の風景思い曲作り

「fusen」岡野創太さん、林龍佑さん、上遠野(かどおの)日向さん(左から)(写真提供=ソニー・ミュージックアーティスツ)

「fusen」岡野創太さん、林龍佑さん、上遠野(かどおの)日向さん(左から)(写真提供=ソニー・ミュージックアーティスツ)

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 ソニー・ミュージックアーティスツ所属のスリーピースバンド「fusen(フセン)」が6月23日、セカンドEP「dig(ディグ)」をリリースした。

「dig」写真提供=ソニー・ミュージックアーティスツ

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 2018(平成30)年結成の同バンドは、足利市立山辺中学校(足利市西新井町)出身の林龍佑さん(ボーカル、ギター)、上遠野(かどおの)日向さん(ベース)、佐野市立北中学校(佐野市富岡町)出身の岡野創太さん(ドラムス、コーラス)の3人組。2019年の「ソニー・ミュージックアーティスツ オーディション」で優秀賞を受賞。これまで「SOUNDHOUSE PICO(サウンドハウスピコ)」(足利市通1)など市内のライブハウスを中心に活動してきたが、今年から拠点を東京に移し、活動範囲を広げている。

 作詞作曲は全て林さんが手掛け、アレンジはメンバー全員で行っている。「コロナ禍でも音楽活動をどのように広げていくか、感染症対策も考えなければならなかった。たくさんの人に聴いてもらえるようタイミングなど見計らい、この時期のリリースになった」と話す。

 EPは「ブラフ」「隙間」「扉絵」「待ちぼうけ」の4曲、CD版には「SOUNDHOUSE PICO」で2020年に行われたライブ音源を収録。ジャケットイラストは岡野さんが担当した。林さんは「今回のEPは、育った足利の風景を思い浮かべながら曲を作った。『足利』で聴くことで、よりこの曲のニュアンスを感じることができるのでは」と話す。

 CDは通販サイト「ROCKET-EXPRESS」とライブ会場のみで限定販売。楽曲はストリーミングサービス、ダウンロードサービスで配信する。

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