ライトアップイベント「足利灯(あか)り物語」が4月29日、始まった。
市内の歴史的文化財をライトアップする同イベントは例年、春と秋に開催している。昨年秋は東京カメラ部(東京都渋谷区)にプロデュースを依頼し、ライティングを行った。今回も国宝の鑁阿寺(家富町)、日本遺産の史跡足利学校(昌平町)、「日本夜景遺産」認定の足利織姫神社(西宮町)をライトアップ。春の新緑を引き立てる白い光を組み合わせたライティングで、前回から引き続き、写真映えする位置に自撮りができる台を設置した。
来場者からは「幻想的。もっとたくさんの人に見てもらわないともったいない」「足利のこうした良い場所があることを、もっといろいろな人に知ってほしい」などの声が聞かれる。
期間中、同イベントとコラボした着付けプラン「着物で夜さんぽ」も開催。対象は幼児から大人までで、着物レンタルと着付けがセットになっており、ライトアップを着物姿で楽しむことができる(有料、完全予約制)。
5月5日まで(足利織姫神社のライトアップは16日まで)。点灯時間は18時30分~20時30分(足利織姫神社は17時~22時)。入場無料。