クレープを移動販売する「FUKURE crepe(フクレクレープ)」がオープンして1カ月を迎える。
店主は「炙(あぶ)りや福朗」(足利市山川町)を経営する福島寛之さん。2020年、コロナ禍の影響を受け、唐揚げを販売するキッチンカーがイベント出店できない期間が続いた。専門学校で料理を学んだ後、ケーキ店での勤務経験からクレープでキッチンカーを活用しようと3月9日、同店を開いた。
メニューは現在25種類以上で、バリエーションは今後も変化していく予定。栃木県産とちおとめを使った「いちごチョコホイップ」のほか、地元の農家から直接仕入れた旬の野菜を使った「たまごサラダ」(以上500円)や「チキン南蛮サラダ」(600円)などのおかずクレープも取りそろえる。生地は足利の小麦粉「麦のかほり」をブレンドして使っており、「モチモチの食感と自然な甘みが味わえる」という。今後は旬のフルーツを使ったメニューも販売する予定。
福島さんは「地元の旬な食材を使い、生地にもこだわった。ぜひ一度味わってみてほしい」と呼び掛ける。
出店場所は「炙りや福朗」駐車場。営業時間は12時~18時。月曜定休。予約可能。