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足利市役所にシトラスリボンフラッグ コロナ収束願い栃木県内を旗がリレー

シトラスリボンフラッグ 足利市役所正面エントランスを入った真正面に掲出

シトラスリボンフラッグ 足利市役所正面エントランスを入った真正面に掲出

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 足利市役所本庁舎1階、市民課の真上に現在、シトラスリボンフラッグが掲出されている。

シトラスリボンINとちぎあしかが実行委員会の大島裕子さん

 新型コロナウイルスの感染者や医療従事者などのエッセンシャルワーカーに対する差別や誹謗(ひぼう)中傷を無くそうと訴える「シトラスリボンプロジェクト」の一環。「シトラスリボンINとちぎ あしかが」実行委員会と足利市人権・男女共同参画課が1月12日、協働で掲出した。

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 愛媛県発祥の「シトラスリボン運動」は、新型コロナウイルスの感染者やエッセンシャルワーカーと呼ばれる医療従事者などへの差別・偏見を無くし、思いやりの輪を広げようとする運動。愛媛の特産品であるかんきつ類(シトラス)にちなんだ色のひもやリボンで「地域」「家庭」「職場もしくは学校」を表す3つの輪を水引の「かない結び」で作ったものを掲出または身に着ける。栃木県では「INとちぎ」として県内の全市町でさまざまな取り組みをしており、足利市でも2020年8月に実行委員会が発足した。

 シトラスリボンがデザインされた旗は全部で3枚あり、1枚は宇都宮市のオリオン通りに常時掲出している。残り2枚が「おかえり」「ただいま」フラッグとして、1カ所当たり約2週間、約半年をかけ同県内を回る。今回掲示された「おかえり」フラッグは、22日まで掲出する。壬生町のおもちゃのまち駅西口広場から受け取り、次は佐野市へと県南を回る予定となっている。たくさんの人の目に触れることで同運動を周知するほか、「旗のリレーが終わるころにはコロナが少しでも収束に向かうように」との願いも込める。

 同委員会代表の大島裕子さんは「今は誰が感染症にかかってもおかしくはない局面。たまたま感染した人や、私たちの生活を守るため働くエッシェンシャルワーカーが安心して過ごせるよう、お互いに優しさを持つことができれば。「ただいま」「おかえり」を言い合える街なら、検査や情報共有も安心してできる」と思いを話す。