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足利でスリランカの文化や歴史を学ぶイベント 現地の紅茶提供も

南アジアのボードゲーム「キャロム」をするダンミカ サマラセカラさん(右)

南アジアのボードゲーム「キャロム」をするダンミカ サマラセカラさん(右)

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 足利市と足利市国際交流協会は9月30日、生涯学習センター(足利市相生町)で「海の向こうの暮らし ~スリランカ編~」を開催する。

スリランカの紅茶を吟味する堀越達也さん

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 海外で暮らした経験を持つ日本人や市内在住の海外出身者に話を聞く同イベントは、年に一度開催している。スリランカ編は今回が初めてで、多文化共生推進事業の一環として行う。同事業は「違う文化の方々と一緒に共生していくために、まず外国のこと、足利に住んでいる海外出身の方々のことを知る機会」と話すのは同協会書記の宮崎桂子さん。足利市には約700人のスリランカ出身者が住んでおり、足利市内の外国人数では1位を占める。

 「足利キャロムクラブ」代表のダンミカ サマラセカラさんがスリランカの歴史、文化、生活、キャロムなどについて講演を行う。キャロムはインド発祥で、南アジアでポピュラーなボードゲーム。他には、スリランカを10回訪問し、現地の伝統文化に造詣が深い堀越達也さんが、日本人から見たスリランカの魅力について講演し、買い付けた紅茶を紹介・提供する。スリランカ政府公認ダンス指導者のサビータ ラサナヤカさんが、スリランカ伝統のダンスなどを披露する催しも開く。

 開催時間は13時30分~15時30分。予約不要。会場は生涯学習センター302号室。問い合わせは同協会(TEL 0284-43-2412)まで。

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