「足利東ローターアクトクラブ」が結成50周年を迎え11月3日、足利織姫神社(足利市西宮町)に記念植樹を行った。
同クラブは1970(昭和45)年10月、栃木県内初のローターアクトクラブとして「足利東ロータリークラブ」の提唱によって結成。以来、「奉仕を通じての親睦」の精神の下、東日本大震災支援など国内外にわたって奉仕活動を行ってきた。現在、足利大学看護学部、工学部の学生を中心とした11人が在籍する。
記念植樹式典には、県内のロータリークラブから来賓が出席。新型コロナウイルスの感染症対策として、県外の来賓はオンラインで参加し、「ローターアクトソング」の斉唱は手話で行った。参加者は同神社の「縁むすび坂」昇り口に感染症対策をして集まり、手袋を着用してソメイヨシノの木を植樹した。
同会の中島恭三委員長は「ローターアクトのベースにある『明日のために今、何ができるか』を考え、50周年を迎えた記念に一つの種をまきたいと思い、植樹を選んだ」と閉会あいさつで礼を述べた。同会会長で足利大学工学部3年の相樂侑加(さがら)さんは式典を終えて、「集まった皆さんに感謝している。今後も活動に関わることで地域、社会に貢献していきたい」と話した。