足利市北仲通りの飲食店が8月7日、店舗前の歩道などを活用した「ほろ酔いテラス」をスタートした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で人通りの減った飲食店を応援しようと、国が路上の利用の規制を緩和したことを受けて、「足利ミッドタウン商店会」が企画した取り組み。参加店は「やきとり 美川巴町店」「たびするおでん もっくもっく」(以上、足利市巴町)、「スパニッシュイタリアンバル TSUMIKI」(雪輪町)、「MAHLER’S PARLOR」(家富町)の4店。
同会の泉賢一会長は「新型コロナウイルスの影響で楽しみにしていたイベントの中止が続いている。3密を避けて、外のテラスで楽しそうに飲食する人を見て、車などで通りかかった人も楽しい気分になってくれるとうれしい。今を乗り越える力になるよう、何か楽しいことをしていければ。歩いて店を巡ってリフレッシュして」と話す。
参加店の一つ「もっくもっく」店主の木村勲武(いさむ)さんは「コロナ感染を『店内ではちょっと』と気にする人が、安心して飲食できるようにと始めた。加えて、情緒ある北仲通りだが、まだまだ足りないのは人通り。通りを利用する人と、情緒ある街並みがあって完成する北仲通りの景色。眺めながら飲食できるのがオープンテラスの醍醐味(だいごみ)では。温かさを感じてもらえる通りになれば」と期待を込める。
開催は、各店の営業日・営業時間に準じる。11月30日まで。