ラーメン店「麺や松」(足利市伊勢町)が4月20日、期間限定のテークアウト専門店「飯や松」を始めた。
同店は2008(平成20)年にオープン。2017(平成29)年には店を南側に増築した。抽選会、クリスマスイベントなどさまざまなイベントを企画し、特別企画の「松盛 すり鉢みそらーめん」の大食いチャレンジは今までに6人挑戦したが、成功者はいないという。看板メニューは、10年つぎ足しているという「秘伝のたれ」を使ったチャーシューをのせた「肉めし」(300円)。
3月19日から、看板メニューの「肉めし」を増量し持ち帰り用にした「肉めし弁当」(500円)などのテークアウトを始めていたが、4月20日からは新型コロナウイルスの影響や営業自粛要請を受けて店舗営業を自粛し、テークアウトのみの営業に転換。店主の松島文久さんは「食材は全て加熱したものを使い、店と変わらない味を確保できるように努めている。従業員の健康管理を徹底し、体温測定やマスクの着用、調理スタッフの手袋着用を義務付けた」と話す。
メニューは全部で10種類。「肉めし弁当」の他、「みそらーめん(生麺)」(350円)、「焼き餃子」「冷凍餃子」(以上380円)、チャーシューなどのおつまみメニューがある。松島さんは「とにかく皆さまの健康が保てるように戦い続けるだけ」と意気込む。テークアウト専門店としての営業は、新型コロナウイルスの状況が落ち着くまで行う予定だという。
営業時間は11時30分~18時30分。電話受け付け時間は9時~18時。日曜定休(月曜が祝日の場合は営業)。