中華料理店「光楽菜館」(足利市伊勢町)が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げが落ち込む中、冷凍点心の持ち帰りを割引販売している。
1958(昭和33)年創業で、現在2代目の柳澤宏幸さんが店主を務める。席数はカウンター含め35席。「柳澤さんちの黄色い麺」という意味の「柳黄麺(りゅうおうめん)」(990円)は、以前テレビ番組でも取り上げられた。2014(平成26)年からはランチメニュー3種類を週替わりで提供しており、点心4種類が味わえる「飲茶ランチ」(1,210円)は女性に人気だという。
今回は、冷凍点心の「しゅうまい」「中華ちまき」「小籠包」(以上396円)や、「餃子」「春巻き」(以上440円)、「かにつめ揚げ」(605円)など16点を2割引で販売。注文数に合わせて袋詰めし、1人前からの注文に対応するという。
柳澤さんは「新型コロナウイルスの影響で、なかなか食べに来られなくなった常連客もいる。常連客をはじめいろいろな人に光楽の点心を自宅で味わってもらい、店のことを知ってもらうきっかけになれば。急な来客の時や手抜きの一品に使ってもらいたい」と話す。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~21時。月曜定休。駐車場有り。