足利市民活動センターが4月1日、足利市生涯学習センター(足利市相生町1)3階へ移転した。
足利市民活動センターの鈴木センター長(右)とスタッフ青木さん(左)
ボランティアやNPO活動に関する相談、情報提供を主として支援活動を行う同施設。2002(平成14)年11月から大橋町にある旧足利保健所の建物を拠点として活動していたが、耐震性や修繕に伴う財源の問題から移転が決まった。
同施設では市民活動についての相談を受け付けるほか、会議室や録音室、ワーキングスペース、印刷室兼作業室を備える。会議室は研修や打ち合わせなど、録音室は目の不自由な人への音訳を収録するために利用できる。図書コーナーではボランティアやNPOに関する書籍の貸し出しも行っている。
学生時代からボランティア活動をしているというスタッフの青木理沙さんは「足利には学生団体ボランティアが少ないという声を聞く。そのため、ボランティアを行いたい人に向けて必要な情報を提供し支援している」と話す。鈴木センター長は「人とつながりたいと思う人は気軽に相談に来てほしい。好きなことや趣味などからできることが見えてくることは多く、何をしたら良いか分からないといった内容も含めて受け付けている」と利用を呼び掛ける。
開館時間は8時30分~21時。土曜・日曜・祝日・第3月曜休館。