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足利の小学校校庭でナイトシネマ 児童のイベント運営体験も

夜の校庭が一夜だけ映画館に

夜の校庭が一夜だけ映画館に

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 「あしかが映像まつり」のスピンオフ企画「よるの学校ドキドキ映画館」が8月28日、足利市立桜小学校校庭(足利市千歳町)で行われた。

「よるの学校ドキドキ映画館」受付係の児童ら

 同市では「映像のまち構想」推進事業の一環として、映像フェスティバル「あしかが映像まつり」を2015(平成27)年から毎年開催している。9月に始まる同フェスに先駆け、新たな試みとして「小学校校庭での野外上映会」を企画。普段映画館に行きたくても行けない子どもたちに映画を見てもらう機会を作ることや、映画や映像業界に興味を持つきっかけ作りが狙い。

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 会場となる小学校の選定は、4月に市内小学校から同イベント実施の希望を募り、市教育委員会協力の下、行われた。協議を重ねた結果、多数の応募校の中から、本年度創立20周年を迎える同校での開催が決定した。

 当日は天候が心配されたが、開演時間直前に降っていた雨がやみ、空に虹が架かった。児童、保護者、市内の小学校校長・教頭含む約290人が来場し、18時に上映会がスタート。児童らはプレゼントされたポップコーンを食べながら「怪盗グルーのミニオン大脱走」(2015年公開)を観賞し、一夜限りのナイトシネマを楽しんだ。

 一部の児童は「司会」「照明係」「ポップコーン係」「場内案内」などイベント運営を体験し、担当の仕事に笑顔で取り組む姿が見られた。司会を担当した6年女児は「ドキドキしたけど楽しかった」と話し、ポップコーン係を担当した5年男児は「疲れたけど面白かった。映画館の人はもっと働いているから、すごいなと思った」と話した。

 イベントを終え、石川増美校長は「家の人、友達、先生、地域の人と、みんなで一緒に学校の校庭で映画を見る機会は無い。桜小は本年度創立20周年を迎えたので、その記念にもなった。子どもたちも夢中で映画を見ていて、思い出に残ると思う」と振り返った。

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