見る・遊ぶ

足利の赤レンガ倉庫「トチセン」でライトアップ 映画ロケ地にも

赤レンガ工場ライトアップの様子

赤レンガ工場ライトアップの様子

  • 293

  •  

 トチセン(足利市福居町)で赤レンガサラン工場の壁面ライトアップが始まった。

赤レンガ工場ライトアップの様子

[広告]

 足利市が織物産業で隆盛していた1913(大正2)年に創業した「足利織物」は、現在「トチセン」として化成品フィルムの染色や特殊加工を主体に、医療関係のフェースガード、ウインドーフィルムなどの部品を生産・販売している。

 現在も工場として使用される市内唯一の大規模赤レンガ工場建築群は大正初期に建てられたもの。レンガに施された迷彩模様は、戦時中に戦火から逃れるために施されたという。1999(平成11)年国登録有形文化財に、2007(平成19)年には近代化産業遺産の指定も受けている。

 足利市では近年、映画やテレビドラマなど多くの映像作品の撮影が行われ、この赤レンガ工場はロケ地としても度々使われている。今回は初めて「足利灯(あか)りのある街づくり実行委員会」の推進イベントとしてライトアップを実施。当面の間は行う予定。

 同社の青山孝志さんは「8日からは、さらに奥のノコギリ屋根の建物もライトアップが始まる。主に東武線の車窓から見えることを意識したライトアップ。市外の皆さんにも楽しんでほしい」と話す。

 ライトアップの時間は日没~24時、東武伊勢崎線の最終電車通過まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース