足利市映像のまち推進課は5月16日、旧足利西高校(足利市大前町)でのロケ作品が100作目になると発表した。
100作目は飯塚俊光監督の「踊ってミタ」。飯塚さんの監督作品は今回で3作目。3作品とも同校で撮影を行った。プロデューサーの和田隆さんも、プロデューサーとして初めての作品を同校で撮影したことから、「踊ってミタ」でも高校のシーンの撮影を旧足利西高校で行おうと考えたという。
和田さんは「足利は東京から行き来しやすい場所。地方を舞台としている作品では望む場所が多くあり、また多くの作品で使用されている場所であっても切り取り方で違うイメージを持たせることもできる。同課ができて5年で西高が100作品のロケ地になったというのは、とても速いペース。映像のまち推進課のサポート体制は特別で、業界でも有名」と話す。
主演の岡山天音(あまね)さんは「足利での撮影は6作目。西高では3作品撮影しており、母校に戻ってきたような感じがする。毎朝ジョギングをする渡良瀬川の景色が気に入っている。東京にはない、どんどん走りたくなるような気分になれる」と足利を語る。
「踊ってミタ」は2020年初春全国公開予定。