イタリア料理店「ブーカもりやま」(足利市田中町、TEL 0284-64-7219)が3月10日、オープンして1年がたった。
店主の森山茂昭さんは同県宇都宮、群馬県、東京都内で10年以上修業した。「ブーカ」はイタリア語で穴、洞穴という意味で、ワインの貯蔵庫(地下)をリノベーションしてレストランにした店舗などに付けられるという。
森山さんは「非日常を味わってもらえるイタリアレストランをやりたい」と考えていたが、イタリア・フィレンツェへ研修で訪れた際に「イタリア料理はかしこまって味わう料理ではない。日常的に楽しむ料理だ」と考え直したという。
足利のイベントにも出店する森山さんは「食を通じて地域の風土や歴史、文化、営みを掘り下げていきたい。これをローカルガストロノミーという。食を通じて足利の地域活性への手助けができれば」と話す。
営業時間は17時~24時。木曜定休。