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足利・徳正寺で「まゆ玉市」 280年続く伝統行事、商売繁盛・家内安全を願う

昨年の様子

昨年の様子

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 「まゆ玉市(虚空蔵尊大祭)」が1月13日、徳正寺(とくしょうじ)で開催される。

参道にはカラフルなまゆ玉をはじめ、ダルマや熊手が並ぶ

 織物に欠かせないカイコの成長を願う同祭りは1739年(天文4年)に虚空蔵堂(こくうぞうどう)を修復した時から始まったといわれる。同寺の釆澤(うねざわ)良浩住職は「1月13日は虚空蔵菩薩の祈願日に合わせてまゆ玉市を行っている。このような行事を現在でも行っているのは珍しいようだ」と話す。

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 昔は養蚕家のための行事だったが、市周辺が繊維のまちとして栄えてくると、木枝に繭の形の米団子を付けた「まゆ玉」が縁起物として売られるようになったといわれている。近年では「織物・家業が繁盛しますように」と商売繁盛・家内安全を願うようになった。

 境内には色鮮やかなまゆ玉や縁起物のダルマの露店が並び、午前中は足利中央特別支援学校の生徒が作った作品販売、甘酒の無料接待も行う。釆澤住職は「私利私欲のお参りではなく、より多くの人の平和と安全を祈願してほしい」と話す。

 開催時間は10時~20時。問い合わせは徳正寺(TEL 0284-21-5797)まで。