足利で「令和6年足利市二十歳を祝う会」が1月7日、足利市民プラザ(足利市朝倉町)、市内各地区の公民館や中学校など9会場で行われた。
2022年4月施行の民法改正による成人年齢の引き下げに伴い、「成人式」から「足利市二十歳を祝う会」に名称を変更して2回目の開催。今年は2003(平成15)年4月2日から2004(平成16)年4月1日に生まれた対象者1345人のうちの1091人が参加した。
北郷公民館(利保町)の会場に出席した早川尚秀足利市長は式辞で「デジタル化やグローバル化が急速に進行し、社会が目まぐるしく変化している。絶えず変化する社会の中で自分の軸を持ち、一歩ずつ進んで欲しい。ふるさと足利は、皆さんのことをいつも応援している」と呼びかけた。
出席者を代表して本島暖さんは「これから大人として社会の一員になる私たちには、流れに順応する柔軟さと、新たな時代の潮流の中で自己を確立する強さが求められている。これまでに出会った方々への感謝の気持ちと本日の感動を忘れることなく、これからの人生を歩んでいきたい」と決意を語った。
出席者の西場千鶴さんは「二十歳になり社会人になるのだと実感した。これから毎日なりたい自分を思い浮かべて、頑張っていきたい」、古澤萌さんは「製造業で働いているが、今日参加したことで改めて社会人としての自覚を持って歩んでいきたい」と、将来の抱負を話した。