足利市観光振興課は12月22日~24日の連休期間中、JR足利駅北側に自動車を駐車してから電車を利用する「パーク・アンド・トレインライド」の取り組みを実施する。
この取り組みは年間150万人以上の来園者がある「あしかがフラワーパーク」(迫間町)周辺の渋滞緩和を図ることが目的。同園のイルミネーションは、夜景観光コンベンション・ビューローの「第六回イルミネーションアワード」において3年連続でイルミネーション部門ランキング全国第1位を獲得した。
12月22日~12月25日の16時~22時は同園の周辺道路は交通規制が実施される予定で、JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」の利用を呼び掛けている。同駅隣接駅である足利駅前で商店街活性に取り組む足利駅前商店街振興会は、駐車場を無料開放するとともに、店舗で同園の入園割引券を配布する。
同会会長の春山勝義さんは「昨年結成した駅前商店街が行政と一緒に行う初めての取り組み。電車と自動車を上手に使い、足利の観光やショッピングに役立ててほしい」と話す。
主な駐車場はエステート・ワン(伊勢町)、足利市生涯学習センター(相生町)、太平記館(伊勢町)が無料。市営足利駅前駐車場(伊勢町)は1日1回500円。割引券は足利駅でも配布する。