足利に「KAKABO BAKERY(カカボベーカリー)」(足利市利保町、TEL 0284-64-8839)がオープンして1カ月がたつ。
店主の関野弘基さんは埼玉県出身。都内で約10年間パン作りの修業をした後、栃木の自然豊かで落ち着いた雰囲気に引かれ足利市に移住した。市内のスーパーマーケットや都内のベーカリーで3年間、パン作りに従事。「住んでいる地域の食材を使って地産地消を意識したパン作りを行い、地域の方々に還元していきたい」という思いから、5月14日に同店を開いた。
小麦粉は笠原産業(福居町)の「ゆめかおり」などパンの種類に応じて使い分けているという。
メニューはハードブレッド、総菜パン、サンドイッチ、菓子パン、焼き菓子など常時40種類以上を提供する。肉料理など味の濃い料理との相性を意識した、外側がパリッとしたかみ応えの「バゲット」や「バタール」、自家製チョコクリームとの相性を意識したやわらかでふんわりとしながらかみ応えのある生地の「チョココロネ」などを取りそろえる。
関野さんは「何度も足を運んでもらえるような店にしていきたい」と話す。
営業時間は8時~17時。月曜・火曜定休。駐車場あり。