「あしかが『美』食まつり」が現在、足利市内の飲食店や菓子店などで開催されている。

「ブーカもりやま」（田中町）の「桜エビとアスパラのゆめかおりピッツァ」と「いちごとヌテッラのゆめかおり揚げピッツァ」

　同イベントは2018（平成30）年、地産地消の推進や観光誘客の促進を図ることを目的に始まった。トマト、イチゴ、アスパラガス、ニンジン、キュウリ、ナス、大根の7品目を展開するJA足利の農産物ブランド「あしかが美人」のうち「トマト」「アスパラガス」「イチゴ」のいずれかを使ったメニューを参加各店が提供する。

　5回目となる今回は、市内27店が全31種類のメニューを用意。新型コロナウイルスの影響により、栃木県では1月27日からまん延防止等重点措置が適用され、休業を余儀なくされる参加店もあったという。

　イベントでは、コロナで苦境に立つ飲食店の応援企画を同時開催。「トマト」「アスパラガス」「イチゴ」の3種類の食材を使った店のスタンプを3つ集める「スタンプラリー」やインスタグラムを使ったフォトキャンペーンなど、抽選で賞品が当たる企画を行う。

　主催する足利市観光協会の高畠佑輔（＝「高」ははしごだか）さんは「足利市民でも『あしかが美人』を知らない人もいるので、ぜひこの機会にたくさんの人に食べてもらえれば」と呼びかける。

　スタンプカード付きのパンフレットは参加店と「太平記館」（伊勢町）で配布。5月8日まで。スタンプラリーとフォトキャンペーンの応募締め切りは同9日。