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足利の「おやつや」が1周年 気軽に立ち寄れる駄菓子店目指す

「おやつや」店主の岩崎紀子さん

「おやつや」店主の岩崎紀子さん

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 菓子店「おやつや」(足利市朝倉町、TEL 0284-82-9101)が2月27日で1周年を迎えた。

ゆっくり「おやつ」を選べるよう工夫された店内

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 常時250種類の「おやつ」を置く同店は、店主の岩崎紀子さんが、以前から「おやつ」が好きだったものの、近年駄菓子店が少なくなり、周辺にも無かったことから開いた。ベビーカーや車いすでも利用できるよう通路を広く設け、常時約250種類の菓子をそろえる。スナック菓子やラムネ、グミ、チョコレート、マシュマロ、きなこ棒などの駄菓子(11円~)のほか、アイスクリームや飲み物も販売する。

 小さいサイズの買い物かごを多数用意し、子どもが一人ずつ自分のカゴを持って買い物を楽しめるよう、手に取りやすい位置に菓子を並べている。1周年当日の27日は、「サイコロゲーム」を用意し、サイコロを振って出た目の2倍となる数の「うまい棒」をプレゼントする企画を行い、買い物に訪れた客を楽しませた。

 これまでの1年間、ポイントカードの発行や道路から見やすい案内の看板やのぼりの設置など、「気軽に菓子を買いに来てほしい」と工夫を重ねてきた。近隣幼稚園からの「お買い物体験」受け入れや、地域のイベントなどに向けて菓子の詰め合わせを提供することも増えたという。

 岩崎さんは「子どもだけでなく幅広い世代の方に利用してほしいと開いた店。平日にひとりで来店する大人や年配の方が、休日には子どもや孫とおやつを買いに来てくれるのが本当にうれしい。これからもたくさんの人に気軽に来てもらえれば」とほほ笑む。

 2歳、4歳の子どもと来店した下渋垂町の藤本葵さんは「お菓子の種類が多いのが魅力。近所にも菓子店はあるが、子どもたちが『ここが大好き』と喜ぶので、リピートして買い物に来ている」と話していた。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。

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