ビバモール足利堀込(足利市堀込町)に新型コロナウイルスワクチンの県営接種会場が開設され、2月5日から接種が始まった。
県営接種会場の設置は、栃木県内で宇都宮市、矢板市、小山市に次ぐ4カ所目。同会場では、2月から6カ月間で約2万人への接種を見込んでいる。1日の接種可能人数は約630人で、現在は1日に約500人が接種に訪れる。使用されるワクチンは武田/モデルナ社製。
接種は、18歳以上で2回目接種から6カ月以上経過し、追加接種を希望する接種券を持つ人を対象にする。手元に接種券が届いてない場合は、約1週間を目安に個別に発券が可能。
同市新型コロナウイルス感染症対策室の木村彰宏室長は「これまでのワクチン接種は、足利市、佐野市の安足地区に県営接種会場がなく、小山市が直近の会場だったが、感染者数の増加を踏まえ、県に頼むことで安足地区への県営接種会場の開設が実現した。接種希望者は利用してもらえたら」と呼び掛ける。
接種日は土曜・日曜。申し込みは専用サイトまたは「とちぎワクチン接種会場コールセンター」(TEL 0570-003-234、0570-550-641)で9時から17時まで受け付ける。