「親子で食育ラリー お正月スペシャル」が1月5日、アピタ足利店(足利市朝倉町)で開かれた。
「アピタ子ども図書館」の吉田喜美子館長が「正月にまつわるクイズを親子一緒に解くことで、昔から伝わる日本の食文化の豊かさに触れ、理解するきっかけになれば」と企画した。小学生以上の子どもたちを対象に、事前に申し込んだ親子12組、15人の子どもが参加した。
参加者たちは解答用紙を手に食品コーナーを回った。クイズは正月に関連する食材や調味料に関するものが中心に出され、餅やみそ、大豆や小豆などのコーナーで、商品の棚をじっくり観察し、用紙に書き込む親子の姿が見られた。イベントの最後は、子どもたちが300円を目安に好きな菓子を選び、実際にレジに商品を通し、金銭を受け渡すまでを体験した。
市内から参加した亀山美保さん・永愛ちゃん親子は「もしかしたら大人の方が楽しんだかもしれない」「問題を解くのが大変だった。レジ打ちができ、欲しいお菓子が買えて楽しかった」と、それぞれ笑顔で話していた。