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足利市医師会付属准看護学校で70回目の戴帽式 病院での実習を前に

第70回生戴帽式ナイチンゲール誓詞

第70回生戴帽式ナイチンゲール誓詞

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 足利市医師会付属准看護学校(足利市本城3)の戴帽式が12月16日、同校講堂で行われた。

キャンドルに灯を移し歩く

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 同校は1930(昭和5)年、足利郡市産婆・看護師養成所を医師会の事業としたことを前身に、名称変更を経て、現在2年過程で准看護師を養成。10~50代の学生51人が在籍している。

 第70回生となる1年生29人の戴帽式は新型コロナ感染症対策のため簡素化して行われ、臨地実習を前に決意を新たにした。

 戴帽式は、看護の基礎を学び、病院での実習を前にした節目の式。戴帽生は、先輩である2年生25人に見守られながら、厳粛な面持ちで吉益均学校長からナースキャップを授かった。一人一人がナイチンゲール像からキャンドルに灯を移し、式場を回って整列した後、誓詞を唱和した。吉益校長は「これまで公務や実習で身につけた知識と、人としての誠意を持って実習に臨んでほしい」と激励した。

 卒業生から花束を受け取った学生代表の真嶋咲希さんは「式を迎えることができてうれしい。コロナ禍で不安なことも多いが、学んできたことを生かし、実習を頑張りたい」と話した。学生らは市内の病院を含む13カ所で、今後約10カ月にわたる看護実習に臨む。

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