足利市の「TEKU TEKU BAKERY(テクテクベーカリー)」(足利市寿町、TEL 070-1447-0842)が10月2日、オープン7周年を迎えた。
店主の青木絵美さんは埼玉県出身、足利市在住。結婚後に趣味でパン作りを始め、パン教室や専門学校で学んだ後、2014(平成26)年に同店をオープンした。店名の「テクテク」は、同店がウオーキングや散歩に利用される渡良瀬川土手沿いに位置することから、「歩く」のオノマトペ「てくてく」のイメージが浮かび、名付けたという。
店を1人で切り盛りする青木さんは、生地を前日から天然酵母で熟成させ、毎営業日の早朝から焼き上げる。約35種類の食事パンや菓子パン、食パンのほか、季節によって旬の素材を使ったメニューも取りそろえる。
1番人気は「那須の御養卵(ごようらん)」を使用した自家製カスタードクリームが入った「クリームパン」。那須の粗びきソーセージをのせた「那須のあらびきポーク」や「ひよこ豆のカレーパン」など、オープン当初から変わらず並ぶ定番商品も。
7周年を迎え、青木さんは「近所から徒歩や自転車で毎週通うリピーターや、散歩がてらパンを買いに来てくれる方もいて、良いお客さまに恵まれた7年間だった。ユズやチョコレートを使ったパンなど、これから冬に向けてメニューが変わるので、足を運んでもらえれば」と話す。
営業時間は10時~16時(売り切れ次第終了)。月曜・火曜定休。駐車場有り。