ANGEMAN（アンジュマン）さん初の個展「初陣」が10月16日、ギャラリー「artspace & cafe」(足利市通2、TEL 0284-82-9172)で始まった。

小さなサイズの作品が店舗柱に並ぶ

　足利市出身・在住のANGEMANさんは小さい頃から絵が好きで、長らく離れていたものの2019年10月、「絵をライフワークにしよう、とピンときて」すぐに美術教室に申し込んだ。今年、「第97回白日会展」に入賞した。

　同展には、「1年間の学び期間の後、最初に没頭した油彩」の「自画像」を始めとして、この1年で取り組んだ作品から30点を選んだ。白日会展入選作品「自己俯瞰（ふかん）」のほか、自身や家族などの人物を描いた作品、花や動物を描いた油彩画、アクリル画などを中心に展示する。アンティークショップの小ぶりなガラス戸に描かれた作品や立体的な作品も。来場者が気に入ったモチーフを選び、自由に配置する参加型の作品も設ける。

　ANGEMANさんは、「来年は東京のアートフェスに参加し、2023年には東京で個展を開く予定。絵は『言葉を超えた言葉』だと感じる。作品で人の心を動かせたら。一人でも多くの人に見てほしい」と来廊を呼び掛ける。

　営業時間は11時～18時（最終日は16時まで）。月曜・火曜定休。10月24日まで。