「第26回 子どもの権利条約フォーラム2018 in とちぎ」が11月3日・4日に開催される。会場は足利市民プラザ(足利市朝倉町)と足利地場産センター(田中町)。
子どもがおかれている現状を知り、子どもと大人が一緒に考える機会を
「子どもの権利に関連した実践・経験の交流」「子ども同士そして子どもとおとなの交流やパートナーシップの関係づくり」を目指す同フォーラムは、子どもの権利条約ネットワークの呼び掛けの下、1993年より全国各地で開催されており、栃木県での開催は今回が初めて。
例年2日間の日程で行われ、全国各地から子ども支援に取り組むNGO・NPO各種団体、教職員や自治体職員はじめ、当事者の子どもたち、市民など約1000人の参加者が集まり、子どもを取り巻く現状・課題について報告や意見交換を行う。
3日は子ども主体の文化祭「足利っ子 わいわいフェスタ14」を同時開催。フォーラム記念上映会でドキュメンタリー映画「さとにきたら ええやん」を上映後、映画の舞台となった「こどもの里」理事長の荘保共子さんの講演会や、交流会(別途参加費)が行われる。4日は「虐待」「不登校」「外国籍の子どもの支援」「発達障がい」「学校外の子どもの居場所」など、子どもを取り巻く現状についての発表・意見交換・ワークショップなどが行われる。
実行委員会事務局の三田和子さんは「不登校、貧困、発達障がい、フリースクールなど、さまざまな子どもの支援活動を行い、第一線で活躍している人の話を聞く機会はなかなかない。事前申し込みがなくても参加ができ、託児も充実しているので、子育て中のママもぜひ参加してもらえれば」と話す。
3日の会場は足利市民プラザ、4日の会場は足利市民プラザ・足利地場産センター。参加費は1,300円(3日のみ)または1,000円(4日のみ)。両日参加の場合は2,000円。