カフェ「cafe sinaffon(カフェ・シナフォン)」(足利市大前町)が9月1日、オープンした。
20穀米、豚汁、カジキ煮付け、野菜のおかずなどの「煮魚和食ランチ」
店主の茂呂由理さんは足利市出身。市内の保育園「小俣幼児生活団」(小俣町)で栄養士として働きながら、副業のクレープ移動販売を約10年にわたり続けてきた。主にイベント出店などでクレープを販売していたが、コロナ禍によりイベント中止が相次ぎ、2年ほど活動ができない状況に。以前から「自分の店を持ちたい」という夢を持っていたことから、保育園を退職し、同店のオープンに踏み切った。
店名の「シナフォン」は、店の自慢だという「シフォンケーキ」と茂呂さんの旧姓に由来する。店のロゴは、茂呂さんが考案した猫のイラストを元にデザインした。店を一人で切り盛りする茂呂さんは「出したいメニューが頭の中にたくさんある。幅広いメニューを考えられることが楽しく、ワクワクしている」と話す。
ランチメニューは「スコーンプレート」と週替わりメニューの「煮魚和食ランチ」などを提供。カフェタイムは「シャインマスカットのレアチーズケーキ」「昔ながらの固めプリン」などのデザートメニューや、「自家製ピーチティー」「自家製レモンスカッシュ」などの自家製ドリンクメニューを取りそろえる。不定期でモーニング営業も。
茂呂さんは「米や野菜など、全て食材の仕入れからこだわった自家製のメニュー。食事でも、コーヒー1杯でも、時間と空間を味わって『幸せ時間』を過ごしに来てほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、ランチタイム=11時~14時、カフェタイム=14時~17時。モーニング(不定期)=8時~12時。日曜・月曜・火曜定休。駐車場4台。電話予約、テークアウト可。