足利経済新聞が7月1日、創刊3周年を迎えた。
足利経済新聞は、足利の「地域のグッドニュース」を配信するローカルメディアとして2018(平成31)年7月1日に創刊した。地域の教育支援やシェアオフィス運営を行うNPO法人「コムラボ」(足利市伊勢町)が運営。子育て中の女性記者が中心となり、市内で取材や記事の執筆を行う。平日は、毎日1本を目標に記事を配信している。
昨年9月15日には、フリーペーパー版を創刊した。インターネット版に掲載した記事のうち5・6記事を翌月付の号に掲載。月刊で、毎月15日前後に計1万部を発行し、市内の店舗・施設等に置いてもらい無料で配布している。
山田雅俊編集長は「この一年は移動に制限があるためか、閲覧者数が昨年と比べて増えている。地域の情報に注目が集まっている今だからこそ『まちの記録係』として、今後も足利の出来事を伝えるメディア運営をしていきたい。コロナ禍で大変苦しい状況が続くが、情報発信の面で地域を支えていきたい」と話す。