「つながる市」が5月29日、ヨークタウン足利店(足利市朝倉店)で開催された。
料理本「おうちでかんたん『名草の生姜』お料理手帖」を販売する「名草craft」
同イベントは、7月1日にオープン予定の「無印良品 ヨークタウン足利」が企画。ココ・ファーム・ワイナリー(田島町)、長谷川農場(羽刈町)、名草craft(名草中町)、無印良品が出店し、買い物客でにぎわった。
市内初出店を予定する「無印良品」は、日用雑貨や、レトルトカレーを販売。これまで市内では買えなかった商品を珍しそうに手に取る買い物客の姿が見られた。ココ・ファーム・ワイナリーはブドウジュースや干しブドウを、長谷川農場は今朝収穫したばかりのアスパラや米を販売。「地域おこし協力隊」が同市、名草里山地区の活性化に取り組む「名草craft(クラフト)」は、名草産のショウガを使った料理本「おうちでかんたん『名草の生姜(しょうが)』お料理手帖」のお披露目として、料理本とショウガのセットを販売した。
ワークショップでは、ブドウの葉や麦のスタンプを使ったオリジナルマイバッグや、麦を使った麦笛・麦ストローを制作。バッグ作りに参加した小学2年の菊池優太君は「芋の判はやったことがあったが、麦や葉っぱでスタンプをしたのは初めて。バッグに色を塗るのが楽しかった」と笑顔で話していた。
「無印良品 ヨークタウン足利」店長の川辺玲央(れおん)さんは「地域を盛り上げようと活躍している人たちをお手伝いできたら、と声を掛け実現できたイベント。無印良品は間口の広いブランド。ココファームや長谷川農場を地元の人に、より知ってもらうことにつながればうれしい。オープン後もイベントを開く予定」と意気込みを見せる。