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足利市観光協会がオリジナルの御朱印帳 足利氏ゆかりの寺社を紹介

足利氏の家紋が箔押しされた御朱印帳

足利氏の家紋が箔押しされた御朱印帳

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 足利市観光協会(足利市伊勢町)が2月、足利氏の家紋をデザインしたオリジナル御朱印帳の販売を始めた。

御朱印帳とリーフレット

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 布張りの表紙には「御朱印帳」の文字が書かれ、裏には足利家の家紋が箔押しされている。足利氏の家紋は「二つ引両」と呼ばれ、丸に2本の線を引いたもの。同協会事務局長の吉田雅裕さんは「箔押しされた家紋の2本線が太いと感じる人もいるのでは。一般的に知られているのは細い線だが、正式なものは太いと、足利一門の氏寺『鑁阿寺』(家富町)の住職から教授いただいた」と話す。

 付属するリーフレット「鎌倉幕府を開いた足利家のふるさと」では、足利市・京都市・鎌倉市にある足利氏ゆかりの寺社を掲載。足利氏初代の義康公の祖父、源義家公から足利氏8代で室町幕府初代征夷大将軍足利尊氏公までのゆかりの神社を紹介する。御朱印帳にはリーフレットに掲載以外の寺社・仏閣の御朱印も記帳できる。

 吉田さんは「地元の人も、こんなにたくさんゆかりある寺があることを知らないのでは。コロナ禍が落ち着いたら、御朱印帳を片手に巡ってほしい。バスツアーなども企画して配布できれば」と期待を込める。

 サイズは18×12センチ。価格は1,650円。「太平記館」(伊勢町)と東武足利市駅内の足利観光交流館「あしナビ」(南町)で販売している。

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