足利で「夜のキッチンカー市」(足利市通2)が2月5日・6日の2日間にわたり、開催されている。
同イベントは、レモネード専門店「ねこにレモン」店主の冨沢蕉鳳(しょうぶ)さんが企画した。飲食店がコロナ禍で時短営業を求められているなか「仕事終わりの会社員はテークアウトを楽しめない」という声や、以前冨沢さんが勤務していた居酒屋「樹洞(うろ)」の店主が駐車場利用を勧めてくれたことがきっかけとなり、開催の運びとなった。
参加店は5店舗。「ねこにレモン」、クレープとドリンクの店「1年5組」、沖縄料理店「Sunny Smile 食堂(サニースマイル)」は両日、ケバブ専門店「ケバブエレン」は5日のみ、ラーメン店「麺や松」(伊勢町)は6日のみ出店する。
開催初日は、各店が人気メニューを取り揃え「レモネードスカッシュ」「とちおとめクレープ」「ケバブサンド」「タコライス」などを提供した。イベント代表の冨沢さんは「コロナ下で気分が暗くなっている方も多いと思うが、キッチンカーを利用することで気持ちを明るく、楽しんでほしい」と話す。
家族連れで訪れた市内在住の女性は「イベントは勤め先で教えてもらった。時短営業で外食がなかなかできないので、クレープを食べるのを楽しみに来た」と話した。
営業時間は18時30分~22時。2月6日まで開催。