「みんなの両毛線フェスタ」が1月4日、JR両毛線足利駅内の「足利市移住・定住相談センター」(足利市伊勢町1)で始まった。
2019(平成31)年にオープンした同施設は「Aidacco(あいだっこ)」の愛称が付けられ、足利市内への移住・定住における相談窓口となっているほか、まちのPR、観光・イベント等の情報発信を行っている。同展は今年で足利市制100周年を迎えたことを記念し、市とJR足利駅の協働で開催された。
一般からの募集を含む両毛線にまつわる写真19点や鉄道グッズのほか、市内の企業「トーユープラス」(山川町)が製造する改札の「Suica」タッチパネルの一部を展示する。同展のために両毛線走行中に運転席から録画した、山前駅(鹿島町)~あしかがフラワーパーク駅(迫間町)間の「車窓動画」も上映する。
19日には山辺中学校1年生が「足利ウォークラリー」の一環で同駅を訪問予定。踏切非常ボタン模擬装置の操作やSL投炭模擬装置を体験する。同日のみ両毛線の鉄道模型Nゲージも設置する。
同施設の後藤芳枝さんは「自分の住んでいる場所を走る鉄道だから『鉄道ファン』でなくても楽しめて、新しい発見ができるのでは。足利に住んでいる人にも足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
入場無料。開館時間は10時~18時。水曜休館。今月31日まで。