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足利で体験型イルミネーション「LEDミラーハウス」 高校生が課題研究として制作

「LEDミラーハウス」に入り楽しむ児童

「LEDミラーハウス」に入り楽しむ児童

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 足利商工会議所(足利市通3)1階市民ギャラリーで現在、体験型イルミネーション「LEDミラーハウス」が開放されている。

「LEDミラーハウス」内で写真を撮る男性

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 市内の中心商店街が年末年始に毎年実施する「中心街イルミネーション」と連携した事業。足利商工会議所創立80周年記念の特別企画として、足利工業高校と連携して行った初めての取り組みとなる。同高3年、電子機械科の5人が課題研究の一環で「LEDミラーハウス」を制作。商店街のイルミネーションと同時期に市民に開放し「演出に協力することで活気あふれる通りにしたい」と、学生たちが9月から制作に取り組んできた。

 ミラーハウス内は合わせ鏡の空間となっており、LED電球と中に入った人物が奥へ続いているように広がって見える。鏡はシート素材で薄くカッターで切れる素材のものを使う。木でできたハウスの枠組みは「どうすれば倒れずに板が固定されるか」と、人が入った時の安全性を一番に意識して制作したという。

 制作者の一人、源田和久(わく)さんは「入ってきてくれた人が『きれい』と喜んでくれるのがうれしい」と話す。木村敢人(かんと)さんは「写真で撮ると広がってきれいに見えるのでたくさん撮ってほしい。ライトは中に入って見た方がきれいなので、ぜひ実際に見て楽しんで」と来場を呼び掛ける。

 市内から訪れた児童は「鏡の向こうにたくさんいる自分が動くから面白かった。全身が写っていい。キラキラと電気がきれいな部屋に入れるから楽しい」と笑顔で話した。

 12月26日~28日は小学生を対象に、手持ちランタンをハンダ付けし制作する「体験教室」を実施。高校生が直接指導する(募集は締め切り)。

 開館時間は10時~17時。12月30~1月3日は休館。入場無料。1月24日まで。

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