「キッズ&ベビー クリスマス撮影会」が12月20日、アピタ足利店(足利市朝倉町)で開かれた。
アピタ子ども図書館が主催。吉田喜美子館長は「以前、撮影会を開いた際、行列ができるほどの人気だったため(今回は)予約制にした。親子の楽しい思い出作りに役立ててもらえたら」と思いを話す。密にならないよう時間をずらし、乳幼児~小学生の子ども24人が参加した。
ママカメラマンのBambi yukari(バンビユカリ)さんは足利市出身。1児の母親で、同館利用者でもあるという。カメラマンとして、イベント等で赤ちゃんから年齢問わず、幅広く撮影を行っている。子どもの撮影に本格的に関わるようになったのは4年ほど前。「子どもを産んだ後、気分が落ち込んだ時期があったが、撮ってもらった子どもの写真が本当にかわいらしく、気持ちが明るい方向に動くのを感じた」経験から、「今しか撮れない瞬間を撮影し、ママたちを写真で励ますことができれば」と話す。
撮影会ごとに手作りでyukariさんが準備するオリジナルのセットは今回、赤と白のカントリー調で、クリスマスらしい小物をあしらった。子どもたちは、この日のために用意した「お出掛け着」「クリスマスの衣装」などで参加。広い場所での撮影に初めは緊張していた子どももいたが、yukariさんや両親の呼び掛けで次第にリラックスし、自然な表情で写真に収まった。参加者は15カットの写真データをSDカードに入れてもらい、それぞれ持ち帰った。
市内から参加した女性は「幼稚園と小学生の姉妹を撮影してもらった。以前も参加し、今回は2度目。子どもの動きを分かって撮影してくれるのが魅力。何気ない瞬間を捉えてくれるのがうれしい」と話していた。