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足利市、キャッシュレス決済「PayPay」で20%還元 消費喚起や家計支援で

チラシを手に利用を呼び掛ける足利市担当者

チラシを手に利用を呼び掛ける足利市担当者

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 足利市は10月1日から、利用金額の最大20%分のポイントが還元されるスマートフォン決済サービス「PayPay(ペイペイ)」のキャンペーンを実施する。

プラザハマダのドアに貼られた「PayPay」のステッカー

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 国の地方創生臨時交付金を活用し、現金受け渡し時の新型コロナウイルス感染防止を図るとともに、市内での消費喚起や家計支援を目的とした同事業。市内のキャンペーン対象店で「PayPay」を利用すると、20%のPayPayボーナス(ポイント)が付与される。

 PayPay利用1回当たりの還元上限は500円分まで。キャンペーンは10月31日まで行い、期間中の還元上限は3,000円分。市の還元上限は約1億円。医療費、公共料金等の支払いはポイント付与の対象外。還元には申請は不要だが、PayPayアプリのダウンロードや支払い方法の登録等が必要となる。

 利用に不安を感じる市民に向け、キャンペーン開始前の9月14日~18日、スマートフォンの使い方やPayPayでの決済方法の説明会を公民館で開催する。参加申し込みは足利市企画政策課(TEL 0284-20-2284)まで。担当者は「市内でのキャッシュレス決済による消費の拡大と、将来の普及につなげたい」と利用を呼び掛ける。

 雑貨なども扱う飲食店「プラザハマダ」(通2)の浜田陽一社長は「新規顧客開拓のチャンス。利用者が増えればオペレーションが楽になるのもメリットの一つ。今回のキャンペーンにも期待している」と話す。

 PayPayを導入していない事業者は9月11日までの申し込みが必要。

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