麺を食べてスタンプを集める「足利佐野めんめん街道スタンプラリー」が現在、開催されている。
「めんめん街道」は、国道293号線を中心に、「佐野ラーメン」や足利名物「ポテト入り焼きそば」、葛生(くずう)の郷土食「耳うどん」、そばなどの多彩な麺類と、佐野名物「いもフライ」の飲食店が、「食の街道」の魅力を全国に発信する地域活性化プロジェクト。
2017(平成29)年に始まり、5回目となる今回のイベント。参加者は、スタンプラリー参加店で購入または食事することでスタンプを集め、スタンプ3個で抽選に応募できる。景品は参加店で使えるサービス券や「めんめん街道ご当地商品」などで、前回は約150人の応募があったという。
参加店は、足利、佐野、栃木の3市にある麺類を扱う飲食店。足利市からは、そば店、焼きそば店、ソース販売店、小麦や乾麺を製造または販売する企業など14店が参加する。
そば店「八蔵(はちぞう)」(利保町)の店主梁川(やながわ)安信さんは「足利はそばの町。職人の手打ち技術をぜひ味わってほしい。誰でも気軽に楽しめるそばやラーメンの、地域ごとの食文化の違いを楽しんでもらえたら」と話す。
足利佐野めんめん街道推進協議会事務局担当者は「『足利佐野めんめん街道』は多彩な麺があり、魅力あふれる地域。多くの方に、足利・佐野のおいしい『めんめん』や『いもフライ』を味わってほしい」と参加を呼び掛ける。
応募用紙は参加店、足利観光協会、JA直売所あんあんなどで配布。10月31日まで。