足利市大門通に7月15日、「甘味処 鎌倉-足利店」(足利市大門通、TEL 0284-22-3915)がオープンした。
同店は新潟県を中心に展開するチェーン店で、足利店が関東初出店。国宝鑁阿(ばんな)寺参道の石畳通りにあり、京都の町家をイメージした和風の外観が特徴。テークアウトのわらび餅、3種のわらび餅ドリンクの販売と、店内飲食には6種のかき氷とわらび餅の他、コーヒー、抹茶を提供する。
店主の中根淳和(あつよし)さんは栃木市出身。栃木県内に店を増やしたいと考え、県南の足利から北上していこうと出店を決めた。5月ごろに出店を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言解除後にオープンすることになった。オープン当日、特別価格でわらび餅を販売したところ、開店前から購入希望客が並び、開店から30分とたたずに予定していた100箱が完売した。
中根さんは「毎日職人が手作りで練り上げるわらび餅には、国産の本わらび餅粉を使っている。もっちりとしてとろけるような独特の食感の『わらびもちドリンク』を試してほしい。お薦めは『贅沢(ぜいたく)いちごミルク』(690円)」と話す。
営業時間は10時~17時。