足利市役所西側にあるコーヒー専門店「CONGARI COFFEE(コンガリコーヒー)」(足利市本城、TEL 0284-43-8777)が6月13日で5周年を迎える。
スペシャルティコーヒーを扱い、自家焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を季節に応じて常時10種類以上そろえる。販売するコーヒー豆は、フレンチローストの「ブレンドこんがり」(200グラム=1,350円)など。
店主の三川澄人(すみと)さんは足利市出身。大学在学中、横浜市のアルバイト先でコーヒーと出合い、以後10年以上コーヒーに関わる仕事をしてきた。足利に戻り、この場所に店を出すことに決めたのは「父親から『祖母から受け継いだ土地がある』と提案を受けた」からだという。「店名の『こんがり』という響きに、コーヒー豆のいり上がったイメージ、味のしっかりした飲み応えのあるコーヒーを出したいという思いを込めた」と話す。
店内にはカウンターと2人掛けテーブル合わせて8席のカフェスペースもある。販売する豆の中から注文を受け、ハンドドリップで入れるコーヒー(480円~)のほか、カフェクレームなどのバリエーションコーヒーも扱う。「多くの豆から選ぶのに迷ったら、自分の好みの豆を購入前にカフェで味わってみても」と三川さん。横浜時代の経験を生かした自家製のスコーン(600円)やチーズケーキ(550円)など、限定のスイーツも提供する。
三川さんは「何とか5年やってこられた、という印象。来てくれた方が『おいしかった』と言ってくれることが月並みだがうれしい。これからも新鮮で高品質なコーヒーを届けることで、店を訪ねてくれる皆さまの生活に潤いと豊かさを提供していけたら」と話す。
営業時間は10時30分~19時。月曜・第2第4木曜(祝日は営業)定休。