乳幼児期の子育て女性のための講座「ママのライフデザインcafe～なりたい“わたし”と“かぞく”を描く～」が9月11日から、助戸公民館（足利市助戸仲町）で開催される。

母親たちによる企画会議の様子

　講師はキャリアコンサルタントの鎌田淑江さん。2017年度に行われた同館講座「母になって考える、私のキャリア」を受講した子育て中の母親らが同館と企画・運営する。

　講座は全3回で、各回のテーマを設けている。9月11日＝「“わたし”を知ることの大切さ」、10月11日＝「理想を叶（かな）えるための小さな一歩」、11月5日＝「不満？あきらめ？パートナーとの関係は？」。講座では、自分の気持ちを掘り下げるワークを行い、自分がどうしたいかを言葉にして他者に伝えることで、理想のライフスタイルを見つけて実現する方法を学ぶ。

　鎌田さんは「ライフデザインの出発点は、自分がどうしたいかを明確にすることが最も重要。ですが、私たちが生きてくる中で、自分がどうしたいかを優先することに抵抗感を感じてしまうことがほとんど。他の誰でもない自分自身の声に耳を傾けるにはある程度時間が必要なため、段階を踏んで3回構成にした」と話す。

　これまで企業の人事部という立場で100人以上の女性のキャリア相談に乗ってきた鎌田さん。プライベートやボランティアでもキャリア相談に乗るうちに、この活動を大きくしたいと思い独立。キャリアコンサルタントとして、相談者自身がどうしたいかを見つける手助けを行い、それを実践するアドバイスなどを行っている。

　開催時間は10時～12時。参加無料。対象は足利市内在住または通勤の20～40代女性。先着17人。申し込みは電話（TEL 0284-44-0791）と同館で、9月3日まで受け付けている。託児サービス有り（要予約）。