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足利で「図書館まつり」 寄席や足利の民話、「ビブリオバトル」も

「足利読み聞かせボランティアの会あおぎり」による「大人も楽しむ読み聞かせ」

「足利読み聞かせボランティアの会あおぎり」による「大人も楽しむ読み聞かせ」

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 「第4回足利市立図書館まつり」が11月30日、足利市立図書館(足利市有楽町)で開催された。

「ビブリオバトルin市立図書館」で発表する高校生

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 栃木県立足利図書館が足利市に移管され「足利市立図書館」になったことをきっかけに、2016年から開催されている同イベント。図書館の役割と機能を広く市民に理解してもらうことを目的としている。サブタイトルは「来て!見て!発見、図書館で!」。

 9時に始まった「開会の集い」では、子どもが読んだお薦めの本を家族に紹介し、その紹介文を読んだ家族が感想をコメントする同市の事業「うちどくコメントコンクール」で入賞した親子が表彰式に出席。応募総数は5678点。最優秀市長賞小学校1~3年生の部は毛野南小学校2年の川島龍之助君・雅江さん、小学校4~6年生の部は坂西北小学校5年の島田翔太君・美加さん、最優秀教育長賞中学生の部は坂西中学校1年の高橋希帆さん・実幸さんが受賞した。

 児童・生徒がお薦めの本の魅力を紹介し合う書評ゲーム「ビブリオバトルin市立図書館」をはじめ、図書館で定期的にイベントを行う同市の団体が、足利の民話や寄席、工作教室などを図書館内の各所で行った。

 読み聞かせや紙芝居を行った「足利読み聞かせボランティアの会あおぎり」副代表の大木澄枝さんは「幅広い年代の方が参加してくれた。子どもたちのリアクションも良く、最後にはアンコールをリクエストされるほど盛り上がり、良かった」と振り返った。

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