「第2回 足利マンガ古本市」が9月29日、足利織物会館(足利市通3)で開催された。
出店したのは「ネオ書房」「ダコーブックス」「じゃらん亭」「池田古本」「ソラリス・ブックス」「ボンジュール古本」「マーガレット屋」「なつ慢堂」「上毛レトロ研究会」の9店。開場時から来場者が集まり、出店者と来場者が漫画について会話を交わす姿が多く見られた。
主催者の江原利郎さんは群馬県太田市出身。「足利の街は文化振興に熱心な印象がある。こういったイベントを盛り上げたいという人との出会いも多かったので、足利で開催することになった。古くて珍しいものがよく売れている」と話す。
「なつ慢堂」(埼玉県行田市)の栗原功さんは、プレミア漫画を多く販売。友達からインターネットでこのイベントの情報を聞き、出店を決めたという。「インターネットで読んだ情報より、紙で読んだものは記憶に残りやすい。昔の漫画の話題でコミュニケーションを取り販売できるのも古本市の魅力」と話していた。
江原さんは「3回目も予定している」と次回開催についての意欲を見せる。