「パティスリーCHOUCHOU(シュシュ)本店」(足利市朝倉町)が8月7日、リニューアルオープンした。
店名の「CHOUCHOU」はフランス語で「お気に入り」という意味。オーナーシェフの星野正博さんが2012(平成24)年5月、独立オープンした。昨年5月には、2店舗目を群馬県太田市に出店。ケーキ、焼き菓子、あんみつ、ジュレなど販売する洋菓子店を展開している。
改装前の店舗は規模が小さいため混雑することが多かった。6月2日から一時閉店し、店舗拡張・改装工事を約2カ月間行った。鮮やかなオレンジと白いドアが印象的だった外観のイメージを一新。新店舗は外観も内装もブラウンを基調としたシックな雰囲気に仕上げた。
店長の三宅健作さんは「店が広くなったことでお客さまのニーズに応えやすくなった。地元に根付いた店にしていきたい。口溶けの良いスポンジや生クリームの軽さなど、基本の素材にこだわっているので、ショートケーキなどシンプルなケーキもお薦め」と自信をのぞかせる。
オープン初日、特に告知を行わなかったにもかかわらず、開店時間を過ぎるとケーキを買い求める客が続々と訪れた。開店直後に来店した市内在住の男性は「週末に娘のお食い初めをするので、デコレーションケーキの予約をするために来た。オープンを待ち望んでいたので、タイミングが合って良かった。2歳の息子の好みに合わせてケーキをオーダーして、家族でお祝いしたい」と話していた。
営業時間は11時~19時。