「夏祭りウエディング」が8月1日・2日の2日間、足利織姫神社(足利市西宮町)で開催された。
式が行われたのは昨年度からで、今回で2回目。6月上旬から新郎新婦を募集し、選考で決定した2組のカップルが挙式を行った。
「結婚まで至った事は、妻に交際を申し込む前に織姫神社を訪れて願掛けをしたご利益のおかげ」と話すのは、1日に挙式した市内在住の新郎。「妻は足利生まれ足利育ちで、織姫神社は常に身近な存在だった。地元を愛する妻のために織姫神社で式を挙げたいと強く思った」と話す。織姫神社には2人で度々訪れており、境内から眺める夜景に感動したという。この景色の中で挙式したいと思い、今回応募した。
新郎新婦の家族や友人、一般の参列客が見守る中「修祓(しゅうばつ)」「三献の儀(さんこんのぎ)」「指輪の交換の儀」など神前式が社殿の前で行われた。あいさつの儀「斎主一拝」の後、新郎新婦が「愛の鐘」を鳴らし、末永い幸せを祈願した。挙式後、新郎新婦は笑顔で参列客から折り鶴シャワーの祝福を受けた。
観覧した市内在住の女性は「雨も降らず、無事に挙式できて良かったと思う。歴史ある神社での結婚式は、新郎新婦にとって思い出に残るのでは」と話した。