足利織姫神社(足利市西宮町)で8月1日・2日に行われる「夏祭りウエディング」で挙式を行う新郎新婦を現在、募集している。
「織物の町」として1300年の歴史がある足利に鎮座し、天照大神(あまてらすおおかみ)に織物を献上した男女の神様を祭る同神社は、自然豊かな景観や縁結びのご利益があるとして古くから地元で親しまれてきた。男女の縁だけではなく「人」「健康」「智恵」「人生」「学業」「仕事」「経営」の7つの縁を結ぶといわれており、プロポーズにふさわしいロマンチックなスポット「恋人の聖地」にも認定されている。
初開催となった昨年は応募した10組のカップルの中から選ばれた2組が「足利夏まつり」での公開神前式を行い、縁結びの神様に永遠の愛を誓った。その後、同神社での結婚式を希望する問い合わせが増加するなどの反響もあり、2回目の開催に至った。
同神社で執り行われている通常の結婚式とは違い、関東平野を一望できる境内で公開結婚式を行う。境内には「足利銘仙」の柄を使った銘仙あんどんや、和傘による明かりを設置。挙式後には参列者による折り鶴シャワーを予定している。
結婚式をプロデュースするクローバーズウエディングサロン(東京都港区)の吉川美咲さんは「『結婚式』をもっと身近に感じてもらい、小さな子どもたちに見てもらうことによって、将来地元の歴史深い神社での結婚式を執り行うカップルが増えてほしい。この2日間だけの特別な結婚式は、かけがえのない思い出になるのでは」と応募を呼び掛ける。
各日1組限定。7月18日まで、専用フォーム、電話、メールで応募を受け付ける。