「アンビグラムの世界展」が足利まちなか遊学館(足利市通1)で6月1日・2日の2日間にわたって開催された。
アンビグラムは、上下を逆さまにするなどして見方を変えると、違って見えるようにデザインされた文字のこと。日本語アンビグラムの制作者として活動する野村一晟さんは、新元号が発表された4月1日に「平成」を逆さにすると「令和」に見える作品をSNSで発表し、話題となった。
イベントでは野村さんのアンビグラム作品の展示と、即興制作・販売が行われた。自分の名前や好きな言葉のアンビグラムを目の前で制作してもうらため、来場者が列になった。市内の小学2年、長谷川柚月さんは名前の「ゆづき」をリクエスト。逆さにすると「びじん」に見える作品ができ、「この名前だったら作りやすいと言ってもらった」と笑顔で話した。
イベントプロデューサーの河村振一郎さんは「グッズ製作を依頼したのが足利市の会社だったことから、足利市で開催しようという話になった」と経緯を話す。
野村さんはイベント当日、「温かい反応が感じられて安心している。イベントを通じて、アンビグラムが身近なものになれば」と2日間にわたるイベントへの思いを語った。