![過去に開かれたプロジェクトの様子](https://images.keizai.biz/ashikaga_keizai/headline/1531058826_photo.jpg)
足利市大門通にある「足利尊氏像前広場」で9月1日、5回目となる「石畳stand up project(スタンドアッププロジェクト)」が開催される。
同プロジェクトは、「いつか足利で店を持ってみたい」と考えている人が、お試し版の屋台を出店することができるイベント。史跡足利学校から国宝鑁阿寺へ続く石畳で活動する地域のまちおこし団体「いしだたみの会」の若手メンバーが中心となって企画した。今年度は足利市「市民力」創出協働事業の一環として、足利市役所商工振興課と共同で開いている。
開催当日に使う3台の木製の屋台は、「いしだたみの会」のメンバーがワークショップで製作した手作りのもの。3月3日には製作した屋台の「お披露目会」として第1回を開いた。
「いしだたみの会」会長で、繊維製品問屋「大竹」社長の大竹均さんは「開業するにはその地域に溶け込んでいくことが必要。歴史ある雰囲気を気に入り足利で開業したいと思っている若い世代と地域とをつなげる役割ができれば。市場調査の場として気軽にチャレンジしてもらい、将来的には一緒にまちづくりをしていければ」と期待を込める。
同プロジェクト出店後、実際に足利市内で開業を実現している店舗としては、カフェ「八蔵」、「足利ワイン食堂ブーカもりやま」、カフェ・エアープランツ販売「CAFE STEMS」、スパニッシュイタリアン「TSUMIKI」などがあるという。
通常は毎月第1土曜に開催。