「足利公園桜まつり」が3月23日から4月7日まで、足利公園(足利市緑町)で開催されている。主催は足利公園桜まつり実行委員会。
同イベントは、約350本の桜が見ごろを迎える3月下旬から4月上旬頃まで毎年開催。会場となる公園内には、明治19(1886)年に坪井正五郎(つぼいしょうごうろう)らが日本初の学術発掘調査を行った古墳群や、同市ゆかりの文人画家・田崎草雲(たざきそううん)の遺品を展示する草雲美術館がある。
今年は「平成最後のお花見」と題し、31日10時30分からイベントを開催する。屋台11店舗が出店するほか、市内の織姫公民館で活動している「織姫ギタークラブ」や、中国楽器「二胡」で日本の曲を奏でる「織姫二胡クラブ」が演奏を披露する。主婦中心で結成されたボランティアグループ「グリーンローズ」(緑町)のダンスパフォーマンスも行われる。
同会の田辺さんは「地域のお祭りだが、地域外の方々も楽しんでいただけたら。駐車場が限られているので交通マナーを守っていただき、ゴミの持ち帰りなどの協力もお願いしたい」と呼びかける。
開催期間中は毎日22時まで、堤灯200個でライトアップされた夜桜を鑑賞できる。駐車場は、足利市さいこうふれあいセンター(西宮町・旧西小学校)、福厳寺(ふくごんじ・緑町)。