職業体験イベント「足利っ子 わいわいフェスタ18」が11月3日、足利市民プラザ(足利市朝倉町)で行われた。
今年で18回目となる同イベントは、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約「子どもの権利条約」の精神にのっとった、子どもが主役の文化祭。2005(平成17)年に始まり、毎年文化の日に当たる11月3日に開催している。子どもたちを対象に店の企画・運営や、働いて報酬を得る仕事体験を提供する。
今回は、市内の学童クラブ関係者などで運営する飲食模擬店8店、子どもが店員の「こどもマーケット」53店が出店した。会場内の「こどもステージ」では、子どもたちがダンスや八木節などのパフォーマンスを披露した。働いて報酬を得ることができる「ハローキッズワーク」のコーナーも設けられた。
市内在住の中学1年の女子生徒は「中学生ボランティアとして初めて参加した。子どもと大人で協力して取り組めたし、他の学校の人とも交流できて良い経験になった」と話した。