足利市消防本部は1月6日、「消防出初式及び消防表彰式」を開催する。
1963(昭和38)年ごろから実施している年頭の恒例行事で、消防団員の士気高揚を図るとともに、市民の防火意識を啓発することを目的としている。
足利市民会館大ホール(足利市有楽町)で開催する消防表彰式では、消防団員93人、消防分団13箇分団、消防団員家族9人、防火協会2事業所、自主防災組織10防災会、女性防火クラブ2クラブ、少年消防クラブ2クラブ、幼年消防クラブ3クラブが表彰対象となる。
県道67号線の通1丁目交差点から通2丁目交差点間で行う防火パレードには、約1200人と消防車両24台が参加予定。徒歩部隊と車両部隊による分列行進を、地元高校生による吹奏楽隊の演奏に乗せて行う。パレード開始前には木遣り保存会がはしご乗りを披露する。
東武足利市駅北側の渡良瀬川河川敷では、消防ポンプ車19台と屈折式はしご車1台による連合放水訓練を行う。同課の担当者は「20台の消防車両が横一線に並び一斉放水を行うと、晴れた日には渡良瀬川に虹のアーチがかかる。観覧自由なのでぜひ参加を」と呼び掛ける。
開催時間は、表彰式=9時~、パレード=11時ごろ~、連合放水=11時45分ごろ~。